歌集を贈呈します。

かつて日本人は歌を唄い、詞を覚えることで公心(おおやけごころ)を
身につけていきました。歌は団結であり、共同体そのものでありました。


 九州不動産専門学院グループ
 代表 小菅亥三郎

 第25回九州不動産専門学院グループ卒業式・祝賀会・謝恩会(平成21年12月20日開催)における「グループ代表あいさつ」より

 本年度合格された皆様 誠におめでとうございます。
 私たちは「働きながら学び、学びながら働く」皆様のために今年もご奉仕できましたことをうれしく思います。これからは皆様が主役になられ、当学院グループで取得された資格を存分に駆使され、世の為、人の為、国の為、そして子孫の為に貴い働きをされることを希望します。そこで本日は皆様に歌集を贈呈させていただくことにしました。その理由は、これらは全て私たちの職場で毎日流されている曲で、必ず皆様の人生の節目でお役に立つことがあると思うからです。
 少々古いものもありますが、この頃の歌には力がありました。国を作り、守っていく力がありました。民をまとめ国民にしていく力がありました。東亜を主導し、抑圧された民族を解放していく力がありました。親たちの喜びや涙を子や孫に伝えていく力がありました。
 かつて日本人は歌を唄い、詞を覚えることで公心(おおやけごころ)を身につけていきました。学歴は乏しくても歌を唄えば道理(ことわり)がわかる子になりました。ひもじい思いをしても力強い旋律が心に躍動を与えてくれました。歌を唄えば皆がその場ですぐ兄弟になれ、仲間になれました。歌は団結であり、共同体そのものでありました。
 しかし、進駐軍がひとつひとつ潰してしまいました。同調する日本人が輪をかけました。「友愛精神」や「反戦平和」という耳障りのいいスローガンや「人権教育」や「生命の教育」なる美名のもとに自己中心的な考え方が蔓延し、個人主義・利己主義が大手をふってのし歩いています。
「巧言令色鮮仁」とはまさにこのことではないでしょうか。
 合格された皆様、関係者の皆様におかれましては、今日の佳き日を祈念して、この領域でも立派な日本人になって下さい。歌える人が一人もいなくならないように、五線譜がわが国から廃棄されないように、そして歌を忘れたカナリヤにならないように。

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