閉じる

メニュー

志溢れる皆様のために全員合格モットーに年中無休で応援します

ライセンスメイト篇

平成23年3月号「祝辞 学院グループ紹介によせて」

 昭和55年に九州不動産専門学院を開講して以来、月日の経つのは早いもので本年で31年の歳月を数えるまでになりました。お蔭様で今や4校(次頁「卒業生とともにあゆんだ31年」参照)を擁するグループとなりました。これは社会人の皆様の目指される国家資格や高卒生・大卒生の希望進路に対応した必然的な学校区分であります。宅地建物取引主任者をはじめとする不動産系国家資格の九州不動産専門学院、司法書士等の法律系国家資格の九州法律専門学院、建築士・施工管理技士を中心とした国家資格の九州建設専門学院の3校は,今や地元九州をはじめ全国の皆様から「私たち社会人のための堅実で信頼に値する不動産・法律・建設の専門学校として認知されるにいたっております。

 一方、不動産業に進路を定めた高卒生・大卒生のための「専門学校ライセンスカレッジ」(昭和43年創立)はわが国では最古の伝統を誇るとともに唯一の不動産専門学校として有為な人材を業界におくり続けております。

 さて、私たちは国家資格に挑まれ、その取得と活用により国家貢献と自己実現を目指されている皆様のために次のような使命感をもって奉仕しています。

 その第一は社会人の皆様から国家百年の大計たる教育事業を任されているという自覚に立つがゆえに、「教育勅語」に立脚した方針ですべての学校事業を運営しています。

 第二は健全な「住まいと町づくり、国づくりのための学校」としてグループ校を特化してまいります。世界に誇る今日のわが国の町並や家並、完備された膨大な社会的インフラ網、そして昼夜兼行で機能している道路や鉄道・港湾・空港のネットワーク等、すべて私たち日本民族の営々たる努力の賜物であります。そのためには大前提としてこれらの大事業にたずさわる国民(=働き手)を育成する「人づくりの学校」が不可欠であります。

 第三は趣味的なものは一切排し、実利的な国家資格に限定した講義を提供いたします。なぜならばこれらの資格は住まいづくりや町づくり・国づくりのみならず、働き手である皆様の昇進や昇給、転職や独立に直結するからです。社会人の皆様が汗を流して蓄えたものを受講料として納入していただくわけですから、合格のみならず諸々の実利の伴ったご恩返しをしていかなければなりません。

 第四は今後も生講義を貫いていきます。機械講義や映像授業により納入された受講料に占める顧客還元比率を最小限におさえる経営は企業的には正しくても、教育にたずさわる立場としては必ずしも適切な対応とはいえません。「教育の究極」は教材でも授業でもありません。それは「感化」です。人と人との直接的なふれあいのない講義や授業はたとえ何年通っても何の感動も覚えません。いわんや感化など論外というものです。

 第五は高質で人間味溢れる生講義と長年の合格実績の結果、天から授かりました同窓会・九栄会の皆様とともにこれからも出会いの場の創出に取り組んでまいります。「卒業式・祝賀会・謝恩会」での一期一会、「日華(台)親善友好慰霊訪問の旅」での国境を越えた魂の邂逅、「スタジオ日本日曜討論」番組を通しての国づくりのための同志的ふれあいなど、さまざまな人間関係構築の場がありますが、人間的に磨き合い・学び合い 助け合える環境を作り続けていくことは、社会人の皆様に合格していただくことに勝るとも劣らぬ業務であります。

 第六は31年に亘って培ってきた以上のような学校文化や、価値感を広く世に発信していく努力も怠らないようにします。日陰の善行を日向にもっていく作業ほど軽視されてきたものはありません。「義は勇に因りて行い、勇は義に困りて長ず」を地で行ってまいります。まさに「善事を為すに、躊躇する勿れ」です。

 最後になりますが、第七は受講生の皆様に信頼され喜ばれる学校づくりに邁進する私たち自身か終生働くことのできる職場づくりにも配慮してゆく所存です。仕事をすればするほどに国家貢献が体感でき、歴史参画が刻印されるような業務メニューを作り上げ、「健康で働く職場があり、打ち込める仕事があれば万事幸せ」という価値観の確立にむけて内政面も充実させていきます。かくなる努力なくしては、人生を捧げる場所としての職場を確固不動なものにし、その中で当事者意識に燃えながら永続的なサービスを提供し続けることは不可能ではないでしょうか。

 全国に数ある受験指導校の中から当学院を選んで下さった受講生に安価で良質の講義を提供し続けていくには、回り道ではありますが、以上展開させていただいた道を歩んで行く以外には考えられません。

 わが国・日本の明日を担っていくために入学された皆様方のためになることでしたら、私どもはどんなことも厭わず対応させていただきます。

 今日も訪れる志溢れる皆様を私たちは一丸となって応援いたします。そのために年中無休で門戸を開放しています。

 本誌をご覧になられたあなた様も早速、私どもの門を叩いてみませんか。必ず未来への扉は開かれるはずです。