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実行委員会で思い出したこと

フェイスブック篇

平成27年3月3日

そういえば建国の実行委員会でこんなことがありました。2月11日の大会に参集される千人以上の善男善女に「金印倶楽部」のチラシを加えていただきたいとの希望が寄せられたことです。古くからの実行委員で毎年百人前後の皆さんを引率してこられる貢献度大なる方からの申し出でした。実行委員会では色々な意見が出されましたが、結果この願いは却下されました。主な理由は以下の通りです。

1.金印「物語」は実在するが支那から「金印」をもらった事実はないこと。(世界的ヒット作としての「アンネの日記」がフィクションとして実在するのと一緒です。)

2.神武建国とは名実ともに華夷秩序からの脱却であること。

3.支那におもねって「卑弥呼(ひみこ)」なる野蛮な語彙を「日御子(ひのみこ)」に対置して用いる戦後の風潮に乗っかるように語られているのが金印物語であること。

4.教育委員会やメディア、マスコミが挙って後援団体に名を連ねていること。

5.金印倶楽部なる団体の長が実行委員会に直接説明にこられていないこと。

6.日本人の団体なら建国の行事に協賛金などで協力をしていただきたいところだがそれは適わぬこと。

7.むしろ日本会議や建国のチラシとかを金印倶楽部の講演会で配布していただきたいくらいだがそれも論外であること。

神田紅なる人物が講談を担当したということですが、そのなかで南京事件に触れ、わが国を非難がましく責め立てる場面があったと聞いています。建国の大会でこのチラシが配布されていたら一体どうなっていたでしょうか。神聖な皇紀2675年祭は、他の主催団体が集客のために利用する単なる草刈場的なイベントと化していたことでしょう。平成11年2月11日から17年の長きに亘って主催してきた私たちの信用も地に堕ちたと思われます。落とし穴はいたるところに用意され準備されているということ、そしてわが国を駄目にするのは支那人でも朝鮮人でもなくほかならぬ日本人であると今回感じた次第です。