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審美眼を他国の眼差しにゆだねる奴隷根性

フェイスブック篇

平成27年5月6日

明治の産業施設がいわゆる「世界遺産」に「登録」されそうだといってどうしてあんなに騒ぐのだろうか。私たちの先輩はそのような白人発の基準値設定に対して戦ったのではなかったのか。国際共産主義運動の発祥地たるジュネーブのユネスコに自国の産業施設や景観他の等級を「認定」してもらう必要があるのだろうか。わが国にとって最も誇り高い聖地は、「元寇」を葬り去り今日の日本を日本たらしめた「鎌倉」であるはずだが、「白人ロシア」を打ち負かした「203高地」が世界遺産に登録されないのと一緒で白人が許可するはずがない。

「観光立国」として世界(=白人の目)に認知され、あわよくば外貨を稼いでいきたいという思惑が見え隠れしてならない。奴隷根性は審美眼を他国の眼差しにゆだねる事から始まるといわれている。ジュネーブの白人がわが国の美に憧れるだけならまだしも、審判者として等級をつけるとは不遜の極みといえる。またその美を創造し育んできた世界最古の君主国が、白人にランクをつけて下さいと哀願する様を一体ご先祖様は何と見るだろうか。

私は太古の昔から自然との調和を図り、万世一系の天皇を戴いて国民調和の統治を成功させてきたわが国・日本の審美眼、災害立国で且つ度重なる侵略に打ち勝ってきた日本の耐久眼こそが、世界の産業施設や景勝地の等級をつける高みを有していると思っている。