マスコミが出来る抑止力
フェイスブック篇
平成25年5月14日
今月、5月12日深夜から13日朝にかけて沖縄県久米島南方の我が国の接続水域内(領海の外側約22km)を原子力潜水艦が潜航したまま通過。別の原潜は2日夜に鹿児島県奄美大島の西の海域で接続水域内を潜航したまま通過。共に中国海軍。目的は13日に韓国で始まった米韓合同海上訓練に参加するため釜山に向かっている米原子力空母「ニミッツ」を追尾し、威嚇するため。
以上は我が国の防衛省発表だが、これは本当に的確な措置と思う。それはステルス性がとりえの潜水艦にとって天気予報のようにその行動が逐一公表されるということは、潜水している意味が無いのと一緒。他紙はどうあれ産經新聞は一面のトップで記事にした。彼ら(中国海軍)は隠密行動をしているつもりだが、それが一般新聞にデカデカと露出されるほど格好悪い事はない。「海の忍者」がその意味を全くなさない。これこそマスコミが出来る抑止力といっていいだろう。頭隠して尻隠さず。我が国の軍隊の探知能力を甘く見てはいけない。