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台湾人留学生「頼思蓉」(向かって右側)

フェイスブック篇

平成26年3月10日

昨年の6月7日から今月の2月28日まで約9ヶ月間働いてくれた頼思蓉(らいしよう)で、彼女は本当に庶務業務を丁寧に処理してくれた。今年に入ってからは経理の仕事も一部補助してもらったので、担当者は相当助かったことと思う。鄒尊如の紹介だけあって人柄も仕事に対する態度も申し分なかった。彼女は28日の日報に次のように書いてくれた。「今日は最後の日ですが、この9ヶ月間お世話になりました。このバイトは留学生活の一部となり、とても充実した経験を積むことが出来ました。本当に有り難うございました。」どういう方向に彼女が進むか定かでないが、林尚霖会長の下で留学生会の役員を務め上げたこと等も相俟って、後輩の面倒もしっかりみてくれる頼もしいお姉さんにきっと成長してくれるはずだ。

しかし台湾の学生はどうしてこう大和撫子の様な趣を漂わせているのだろうか。控え目で礼儀正しく、正直に生きようとしている。一体、こんな文化は我が国ではどこへ消えてしまったのだろうか。あえて学ばなくても彼女らは「教育勅語」の世界に生きている。健全な師弟関係、家族の団結と一体感、故郷に対する強い愛着と誇り、このような心の在り方こそが国防や国力の要(かなめ)であることを都度痛感させられる。私こそが留学生から学ばさせてもらっている。頼思蓉、ありがとう。