我が国の建国を貶める占領軍の残置諜者たるマスコミの愚
フェイスブック篇
平成26年2月15日
産經新聞が「建国記念の日」を1年365日のうち3日間も報道してくれた。
2月10日に「明日は建国記念の日です」とコラムの「産經抄」と「正論」で。
2月11日に「今日は建国記念の日です」と社説の「主張」で。
2月12日に「昨日は建国記念の日でした」と社会面の「記事」で。
西暦1776年にアダム・ヴァイスハウプトが南ドイツのババリアでイルミナティを創設したのがほかならぬ5月1日である。無神論、無政府主義、社会主義、共産主義の源流中の源流ともいえる破壊思想の誕生日であるこの日を記念してメーデーは開始された。国際共産主義運動である第二インターナショナルの決議にもとづいて1890年に行われている。なおイルミナティの実行した世界史的な破壊活動があのフランス革命とそれに続く恐怖政治だった。しかしその5月1日のメーデーを産經を除く殆どのメディアは4月30日、5月1日、5月2日と実に年に3日間も報道している。
そのような姿勢からか、彼らは建国記念の日を報道するときは必ず祝賀行事に反対する勢力をセットする。新聞やテレビを見ている人に「この行事は反対されている」との印象を与えるためで、それ以外の理由はない。そのため祝賀行事に集まった1000名の善男善女にプロ市民による10名の反対行事を対置させることさえ厭わない。常識的には考えられない手法だが、これは殆ど偏執狂に近い病気といっていい。世界で日本のマスコミだけの悪弊といわれる所以である。破壊思想の誕生日である5月1日のメーデーを年に3日間も報道する姿勢とは天と地ほどの開きを感じて仕方がない。
理由は簡単である。彼らは占領憲法が施行された昭和22年5月3日を建国の日とする考え方に立つからだ。それがゆえに「平和憲法」と命名してでも、病的なまでに占領憲法に執着し、墨守する。かつて占領軍は元旦、天皇誕生日(4月29日の天長節のこと)、文化の日(11月3日の明治節のこと)は祝日として認めたが、建国記念の日(2月11日の紀元節のこと)の祝日化は頑なに拒否した。それは自分達風の統治の開始日を被占領地の住民から全否定されることで、統治する側の権威の失墜にほかならなかったからだ。
現在その役柄は産經を除くマスコミ、メディアに忠実に引き継がれている。依頼した側である占領軍がとうの昔に撤退解散し、我が国が立派に主権を回復したのにも拘らずである。いま私たち原日本人がなすべき戦いは、占領思想の下僕と化した獅子身中の虫を駆除し、開かれた言語空間を命懸けで奪い返し、我が国日本の心を取り戻すこと以外ないと思うのは私だけであろうか。