台湾人留学生「鄒尊如」
フェイスブック篇
平成25年11月28日
今年の2月から今月の11月まで働いてくれた鄒尊如(すうそんじょ)で、彼女ほど仕事を的確に処理してくれた娘はいない。仕事には必ず法則性があるが、それを把握しようとする態度で一歩先を行く。貿易関係の仕事が決まり来月12月からは早期出社という。職場は福岡市内なので15日の卒業式・祝賀会・謝恩会には手伝いに来てくれる。南投縣出身の彼女は林尚霖会長の下で留学生会の役員を務め上げ、後輩の面倒もしっかりみてくれた。留学したての若い台湾の学生にとっては本当に頼もしいお姉さんだ。
しかし台湾の学生はどうしてこう礼儀正しいのだろうか。辞める時は必ず手土産持参で前もって挨拶に来る。中にはご両親まで御礼で挨拶に来られる事もある。一体、こんな文化は我が国ではどこへ消えてしまったのだろうか。あえて学ばなくても彼(彼女)らは「教育勅語」の世界に生きている。健全な師弟関係、家族の団結と一体感、故郷に対する強い愛着と誇り、このような心の在り方こそが国防や国力の要(かなめ)であることを都度痛感させられる。私こそが留学生から学ばさせてもらっている。尊如、ありがとう。