「19年と56年」 オリンピック開催までの二つの期間
フェイスブック篇
平成25年9月11日
昭和天皇は、昭和20年8月17日、「大東亜戦争終戦に際し陸海軍人に賜わりたる勅語」でもってわが国の自存自衛と東亜解放のために、第一線で身命を賭して戦われた国軍兵士(陸海軍人)を誠心をもって慰(ねぎら)われました。そして、変わることのない団結を戦後も堅持し、国家再建の礎になるよう命じられました。かくして、復員軍人を含め900万人以上にのぼるかつての兵士は戦後復興に全力を尽したのです。それが原爆の焼け野原や無差別爆撃による瓦礫の山から僅か19年で東京オリンピックを開催させた原動力なのです。
私たちの世代は親の世代が19年で成し遂げた事を3倍の56年かけないと出来ませんでした。昭和39年(西暦1964)の開催から平成32年(西暦2020)までが56年だからです。親の世代は全員が戦争体験者であると同時に当時の我が国は支那と国交を結んでいなかったと言う環境が違います。ゆすり、たかりに悩まされなかった事も19年で開催できた理由の一つではないかと思います。
今回の東京招致は、我が国が支那(中共)と韓国による悪意に満ちた「反東京開催キャンペーン兼ロビー活動」をものの見事に打ち砕いた事、世界はたった二箇所(支那大陸と韓半島)を除いて全部親日国であることを強烈に印象付けた決定でした。しかし親日度では世界一、二を争うトルコに勝ったことを手放しで喜ばない事も大切な配慮だと思います。