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武士道は「軍人勅諭」として立派に現代に引き継がれています

フェイスブック篇

平成25年8月13日

明治15年1月4日に明治天皇は軍人勅諭を下賜されました。明治維新後、列強からの圧力を撥ね退け、独立国家を維持していくためには精強な国軍が必要でした。国民皆兵制を敷き、諸外国の軍事制度を取り入れましたが、最も大切なものは国軍の本義であり、軍人の精神でした。軍人勅諭によって皇軍(天皇の軍隊)の誉と武士道に基づく武人の道が諄々と訓諭され、教育勅語とともに明治・大正・昭和の国民の精神生活を支える基となりました。やがては世界無比の軍隊を生み、大東亜戦争においては数百年に亙る欧米のアジア侵略を打破する偉業を成し遂げました。

全文は66の文章で構成されていますが、私は暗記暗誦しやすいように9つに大別しています。以下それぞれの文章の出だしの文字を羅列しました。

 第1は1から5で「神武建国」、「わむこいな」です。

 第2は6から13で「明治建軍」、「よくしこれさそし」です。

 第3は14から21で「皇軍の使命」、「ちさちわわなちい」です。

 第4は22から28で「忠節」、「ぐおまぐそそそ」です。

 第5は29から35で「禮儀」、「ぐおかおまこも」です。

 第6は36から44で「武勇」、「ぐそまさぐしょさよこ」です。

 第7は45から51で「信義」、「ぐおしさおくい」です。

 第8は52から58で「質素」、「ぐおそこちなみ」です。

 第9は59から66の結びで「誠心」、「さそここまおなち」です。

明治15年といえば今から141年前の西暦1882年のことですが、国民軍を建軍された明治天皇とその家臣団の存在と功績、そしてその勅諭を素直に受け入れ、国民皆兵を健気に励行した当時の日本人先輩の努力と営為を知らずして、今日の我が国を語る事は出来ません。我が国の置かれた現在の国際環境からいっても、いま私たち国民(大和男子=日本男児)にとって再び必要なのは「軍人勅諭」以外にないと思います。素読し暗誦して益々そう思うようになりました。