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許國雄先生から贈呈された記念楯の言葉は「至誠至情」でした

フェイスブック篇

平成14年6月8日

東方工商専科学校の創立者である許國雄先生の告別式がここで執り行われました。平成11年3月の第一次訪問の時、校門で私たちをブラスバンドで迎えて下さり、理事長室に掲げられている教育勅語について熱っぽく語られ、日本を救うのは此れ以外なしと喝破された先生。卒業された久留米大学医学部を懐かしく思い起こされ、神職を目指されたが適わなかった青春時代、長距離が得意で誰にも負けず、ベルリンオリンピック日本代表の孫選手(朝鮮人)と競い合いたかったと足腰を自慢された先生。「2.28事件」では高雄の有力者であったお父様が目の前で銃撃され殺害されたが、その横で死んだふりをして九死に一生を得たお話。お互いお母様が産婆さん同士ということで米国のカーター大統領と昵懇の間柄になり、台湾関係法の成立にその人間関係が大いに役に立ったというお話。核兵器を保有し大陸・支那との力の均衡を主張され、日本が撤退した時、台湾は間髪を入れずに独立を宣言すべきだったとしきりに残念がっておられた先生。その先生から贈呈された記念楯の言葉は「至誠至情」でした。2泊3日の高雄の行程でした。

場所: 高雄市德生長老教會