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国際化(国際基準)という名のユダヤ化(ユダヤ基準)

ライセンスメイト篇

平成10年1月号「サイレントマジョリティ」

 ビックバンが「日本型」という大義名分のもとに今年の4月からいよいよ実施される。将来はペイオフも上限1千万円になる。しかし、こんなバカげた話はない。銀行は国民から預金と称する膨大な「借金」をしているが、今までは文字通り「借金」という形で対応してきた。「全額保護」がそのいい例だ。すなわち「借金」だから「借りた金は返済する」というスタンスで国民に対応してきた。当たり前のことであるが、どうやら世界の情勢からいくとそうでもないらしい。

 読者もすでにご存知と思うが、世界の主だった通信社は全てユダヤ資本である。だから、彼らはイスラエルの武力行使には決して「侵略」という言葉を使わないし、また使わせない。銀行や証券会社も同様だ。長い間、祖国をもたなかった彼らは、好んでインターナショナル(国際的)という言葉を使う。特定の国家や国民に対する忠誠心など、とうの昔になくしている。彼らにとっては、国際化というユダヤ化が全てである。

 預金という名目で借金した場合、倒産したからといって1千万円までしか返さなくていいユダヤ基準を何とか日本にも適用したかった彼らは、やっと念願が叶ったという。これで安心して開業できるという。そして彼らはいう「日本もやっと『国際基準』になった」と。政府は、かくしてわが国民の個人預金高1,200兆円を国際ユダヤ資本のまえに献上した。彼らは歴史上、子会社や孫会社、あるいは関係の会社を使嗾させ、様々な金融機関を作らせてはつぶし、つぶしては作らせてきた。彼らにとっては進出していく国家の国民からの「預かり金」は、今風にいえば1千万円までしか返す義務のない「売上」である。再びいうが、長らく祖国というものがなかった彼らにとっては金(マネー)が全てである。シェークスピアが「ベニスの商人」の中で言いたかったことはこういうことである。

 わが国の慣行は銀行が国民から借金している「預かり金」も、事業主が銀行から借金している「運転資金」も同格に置いている。だからこそ、倒産しても借りたお金は全て返しなさいという具合に指導されてきたし、私たちもそれを当然のモラルとして受け止めてきた。「預かり金」という名の借金は返さなくてもいいが、「運転資金」という名の借金は返さなくてはいけない、という発想は形こそ違うが鎌倉幕府時代の徳政令以来、わが国には久しくなかった。

 しかし、わが国のこの義理固い商習慣では、ユダヤ人はとても商売できない。うま味がないのだ。つまり、商いを同一民族の中でせざるをえなかったわが国の商人は、「欺す」ということへのしっぺ返しは己れ自身が帰属する共同体からのしめ出しを意味することが十分わかっていたため、その行為を最もしてはいけないことと教えられてきた。つまり欺し通すことのできないシステムをして、わが国の商習慣といっても過言ではない。だから倒産しても「借金」は全額返さなくてはいけない「全額保護」という制度が確立していたといえる。全額返さなくてはいけないのであれば本物しか銀行は開業できないし、そういう意味では日本の銀行は本物であったといえる。

 今、ビッグバンという美名のもとに、国際金融資本(ユダヤ資本)が日本上陸を虎視耽々と狙っている。彼らの目的は、ただひとつ、個人預金1,200兆円のまるごとイタダキである。そのために、第一勧銀・野村という具合にわが国の銀行・証券会社の恥部を徹底的に叩き始めてきている。敵前上陸を敢行する前に行うお定まりの艦砲射撃と思えばいいだろう。このような恥部はいつの時代にもあったし、どの業界にもある。問題はなぜ今、叩かれなければならないか、ということだ。それは、民心を国産の銀行や証券会社からトコトン離反させ、それらに預託してある資金をまるごと奪い取ろうとしているからに他ならない。国際ユダヤ資本の報道部たる世界的大手通信社の情報操作の前にマスコミはわが政府同様、手も足も出せないでいる。そのため、わが国のマスコミは結果としてユダヤ通信社の端女になりさがってしまった。

 私たちにとって国際化をユダヤ化、国際基準をユダヤ基準と置きかえてみる見方が今ほど必要な時はない。わが国の銀行や証券会社にもそれは欠点や汚点もあろう。人間の組織とはそういうものだ。しかし、わが国の銀行や証券会社ほど国益に奉仕してきた企業もない。外国銀行に預ければ、イスラエルの軍備は増強されるだろう。あるいは、ニューヨークやロンドンの街並の整備は良くなるだろう。しかし福岡市を始めとするわが国の社会資本の整備には、二度と再び使われない。3~5年後はともかく、今までよりももっと倒産劇が激しく繰り広げられるだろう。日本以外の所で数世紀に亘って繰り返されてきた国際ユダヤ資本による富の収奪が、いよいよ日本で「合法的」に行われようとしている。

 私たち日本人はわが国の金融機関に預託しないのであれば「タンス預金」を選択してでも富の国外流出をくいとめるべきだ。ビッグバンは決して進歩的でもなければ、幸福をもたらす万能薬でもない。地球上に唯一残された黄金の国、ジパングに挑みかけられた国際的オオカミによる襲撃、いわば銀行強盗なのである。私達の対応は決して甘くあってはならない。武装自衛の闘いをこの領域でも創意工夫を凝らしてトコトン繰り広げるべきである。時は今、平成10年1月、決して青い目に甘い顔をしてはいけない