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在特会判決に思う その2

フェイスブック篇

平成26年7月20日

7月11日に私の拙論を公開しましたところ7月16日までの6日間で46人の皆様からシェアしていただきました。有り難うございます。この問題に対する国民の関心の深さと広がりに改めて思いを新たにしたところです。シェアをされた46人の皆様ですが、私の意見に賛意を抱き、共感して下さった方は43人でした。あとの3人は明確に私の意見に反対でした。つまりフェイスブックなる言語空間では賛成、反対の比率が93.5%、6.5%となった次第です。

反対の皆様はもう少し勉強をしていただきたいと思います。まず「ノブレスオブリージュ」の意味が良く判っていません。データを示して淡々と論駁する代わりに情緒的反発に終始しています。残念ですが説得力に欠けます。言葉が汚い方が何人かおられますが、これでは共感は得られないでしょう。しかし決定的なのは私が書いている内容に全く触れていないことです。また私と同じように「フェイス」を露出していただければ有り難く思いました。

今回は在特会の皆様に会場を貸与したことが発端でしたが、色々なことを発見しました。外部の方からとやかく言われなかったら、私は会場を貸していなかったかもしれません。在特会の人も在特会に反対の人もバスにも乗れば、電車も利用します。コンビニも同様です。同じ文脈で、道路を使用し会場を借りることもあります。道路は警察署に使用許可願いを提出し許可を受ければいいし、会場は持ち主の許可を受ければいいのです。

会場を貸与することをもって私が在特会の協力者と看做す人もおられるようですが間違いです。それはJRが在特会の人を乗車させても、スターバックスが彼らにコーヒーを提供しても、協力者と看做されないのと一緒です。私は安全な飛行機ならたとえ創価学会の人が操縦士でも搭乗しますが、酔っ払いでは実の息子が運転するタクシーでも乗りません。正規の手続を経て受け付けられた予約は履行されてこそ経済社会が健全に機能するのです。

私は政治的見解の公表は商取引を完成度の高いものに磨き上げる契機の一つと思っています。それは中共の指導部が共産主義者と自認するのと一緒です。かつて支那の留学生受け入れを斡旋された時、学校のカリキュラムにある毎月1回の神社参拝を拒否されたことがありますが、即座に彼らの入学を拒否しました。それは受け入れ後に退学処分するよりはるかに人道と礼儀に適った行為だからです。「郷に入れば郷に従え」は譲れない一線です。