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愛国ビジネス

フェイスブック篇

平成26年10月18日

ものの1時間のお話で百万円もの講演料を請求する先生がいる。過去に民主党政権や支那、半島に対する鋭い舌鋒で名を挙げたとはいえ、一人千円の入場料千人分は全部自分の取り分だとも考えられる要求は浮世離れも甚だしい。一方、こういうマスコミ出身の「先生」をお招きして「ステイタス」と勘違いしている御仁の存在が更に「相場」を吊り上げる。競争入札まがいの予約合戦が繰り広げられる環境はこうして作られていく。

愛国心の発露が生活、事業、風俗、式典、行事、立ち居振る舞い等、社会活動のあらゆる局面に自然体で取り込まれ、その手の話をしても誰も見向きもしない世の中が健全と思う。私たちは愛国心が商品にならない社会と時代を作っていくために頑張っている。この種の「愛国ビジネス」に「外注」しなくてもいい活動、「講演芸者」まがいの弁士に頼らなくてもいい運動の品質こそが問われている。