戦後70年と安倍談話
フェイスブック篇
平成27年3月12日
マスコミの報道によると安倍総理は戦後70年を機に談話を発表する予定という。
しかし敢えて談話を出すなら、日本人の宰相にしか語れないことを是非語っていただきたい。
それは大東亜戦争を戦わなければならなかった理由だ。
一方で支那大陸における内戦を戦いながら、他方では英国、米国、蘭国に宣戦を布告せざるを得なかった理由である。
結果として213万人もの戦死者を出した戦いの理由である。
後知恵で色々言われはするが、いやしくも国家国民の総力を挙げた戦いだ。
大義がないはずがない。
それなくして千年ものの戦争を担うに足りる挙国一致が勝ち取れるはずがない。
世界の中で私たち日本人がこのことに関心を持たなかったら、一体どの国の誰が関心を持ってくれるというのだろうか。
そしてもう一方の視点は戦いをやめた理由だ。
あれだけの世界史的大事業を成し遂げたのに何故やめたのか、の理由である。
伊国や独国のような崩壊とは全く違う秩序だった終戦を勝ち取れた理由である。
戦後70年を意識して、わが国の宰相がわが国の戦争について若干でも述べることがあるとすれば、開戦と終戦の理由に触れながら、英霊に対しては十分すぎるほどの配慮をしていただきたい、と願うのは私ひとりだけであろうか。