台北の忠烈祠には国府軍の戦死者33万人の将兵が祀られています
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平成11年3月6日
日本統治時代の「台湾護國神社」の跡地に建てたもので、当時の台湾神宮の北東に位置しています。支那大陸において掃共戦(中共との戦い)や抗日戦(日本との戦い)で亡くなった国府軍の戦死者33万人の将兵が祀られています。陸・海・空の三軍と陸戦隊の儀仗兵が3ヶ月交代で衛兵を務めています。張り番する兵士の不動の姿勢は立像のように逞しく、選ばれた者としての気品と気迫に溢れ、辺り一帯に高貴な雰囲気を醸し出しています。一時間毎に行われる衛兵交替の儀式は機械のような正確さで遂行されます。その国の体制はどうあれ、戦死者に対する国家の姿勢はかくあるべきだと思います。
場所: 忠烈祠